業務スーパーと言えば、大容量と低価格が売りで、業務用に留まらず一般家庭にも大人気のスーパーですよね!
私もその大容量と低価格に魅了され、普段から業務スーパーに通うリピーターの一人です。
中でも業務スーパーの冷凍野菜は、豊富な種類とコスパの高さが特徴の人気商品です。
「でも、そんなに安いなんて、外国産とかじゃないの?」と思ったそこのあなた!
実は、業務スーパーの冷凍野菜には国産品もあるんです。国産なら小さいお子様からお年寄りまで、全世代が安心して食べられますよね。
そんな業務スーパーの国産冷凍野菜について調べてみたので、これから紹介していきたいと思います。
業務スーパーの冷凍野菜には国産品もある!

業務スーパーがあんなに安いのは、外国産だからじゃないの?
格安の業務スーパーですから、当然こういった疑問は出てきますよね。
結論から言うと、業務スーパーの冷凍野菜には国産品もあります!ただ、外国産が多いのも事実ですので、まずはそちらから見ていきましょう。
業務スーパーの冷凍野菜はほぼ中国とベルギー産!
実は、業務スーパーの冷凍野菜はそのほとんどが中国産やベルギー産なんです。
さらに、種類によって産地が決まっておりネギや葉物は中国産が多く、じゃがいもやズッキーニはベルギー産が多くなっています。
業務スーパーの冷凍野菜の産地はパッケージに記載されていますが、パッケージのデザインからも判別することができます。
中国産の冷凍野菜は、業務スーパーのオリジナルデザインになっています。これは、業務スーパーの自社工場が中国にあるためです。
ベルギー産の冷凍野菜は、ベルギーの国旗がデザインされたパッケージになっています。
業務スーパーの冷凍野菜は外国産がほとんどということは、安全性が高いのか気になりますよね。次に安全性についてもお話ししたいと思います。
業務スーパーの冷凍野菜の安全性は?
業務スーパーの冷凍野菜の産地はほとんどが中国やベルギーです。
偏見かもしれませんが、私は「中国産」や「外国産」という表記を見ると一瞬身構えてしまいます。
それは以前中国から輸入された冷凍のほうれん草から、基準を大幅に上回る数値の農薬が検出されたというニュースがあったからかもしれません。
その後は輸入規制が行われ、中国の安全性に対する改善状況の調査などを経て、輸入が再開されたそうです。
では、業務スーパーではどのような安全対策が行われているのでしょうか。
業務スーパーには、食品の安全性を考えたとても厳しい基準が設けられているそうです。
それを元に、現地の加工工場はもちろん、輸入後にも徹底した安全性チェックが行われています。
しかも、そのチェックを行うスタッフは、検査精度チェックの訓練を受けた専門のスタッフですので、とても厳正な検査といえます。
そもそも日本には、厚生労働省や農林水産省により定められた輸入基準があります。
国としても厳しい基準を設けて輸入をしているため、国内で営業している業務スーパーもそれを守っています。
国と業務スーパーと二重三重のチェックをクリアしたものが販売されているので、業務スーパーの冷凍野菜は安全性が高いのです。
農薬以外にも、保存料や着色料はどうでしょうか。
まず保存料ですが、保存料とは一般的に食品添加物のことを言います。業務スーパーの冷凍野菜には、保存料を使用している商品もあります。
「それって安全性はどうなの?」と思うかもしれませんが、国が定めた厳しい基準をクリアして販売されているので安心できます。
次に、着色料です。こちらも気になる部分かと思いますが、業務スーパーの冷凍野菜には基本的に着色料は使用されていません。
どうしても気になるという方は、パッケージの裏に日本語で原材料が表記されていますので、確認してから買うようにすると良いでしょう。
業務スーパーの冷凍野菜でおすすめの国産品2選!
さて、外国産がほとんどとご紹介した業務スーパーの冷凍野菜にも国産品はあります。
ここからはおすすめの国産品を2つ紹介していきたいと思います。離乳食にも使いやすいので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
業務スーパーの国産品はとろろ
まずご紹介するのはとろろです。1kgとたっぷり入っています。
国内の工場ですりおろし、急速冷凍しているので、自然解凍するだけで食べることができ、時短になります。
ご飯や麺類、お好み焼きなど様々な料理に使いまわせて便利です。
離乳食に使用する場合には、注意点が2つあります。
①加熱をすること
とろろには、皮膚に触れるとかゆみや赤みを生じさせる「シュウ酸カルシウム」という成分が含まれます。
これは加熱によって分解されるので調理時には必ず加熱しましょう。
②少量から与えること
とろろはアレルギーを引き起こしやすい食材ですので、少量ずつ食べさせて様子を見ましょう。
とろろを与え始める時期は生後9~11か月くらいからが目安とされています。
業務スーパーの国産品は大根おろし
続いて、大根おろしも1kgとたっぷり入っています。
とろろと同様に国内の工場ですりおろし、急速冷凍されています。自然解凍するだけで、焼き魚や和風ハンバーグなどに使用できます。
大根おろしは離乳食初期から与えられますが、こちらも加熱したものを少量ずつ与えることが大切です。
大根おろしを加熱するメリットとしては、
- 殺菌ができる
- 消化吸収しやすくなる
- 辛味が抜け甘さが増す
ということがあります。
業務スーパーの冷凍野菜は値段が安い!
スーパーの生野菜は、気候などによって価格が高騰したり、品薄になったりと、価格や供給が安定しないことがありますよね。
私は野菜が値上がりしている時は、スーパーの野菜コーナーの前で考え抜いた末に買うのを諦めたり、少量だけ買うことが多々あります。
しかし、業務スーパーの冷凍野菜はとにかくコストパフォーマンスが高いんです!
生野菜と同じかそれ以下の値段に設定されており、さらに常に安定した価格での購入が可能です。
それなら、生野菜よりもコスパの高い業務スーパーの冷凍野菜の方がお財布に優しいですよね!
業務スーパーの冷凍野菜はまずい!?
業務スーパーの冷凍野菜がコストパフォーマンスに優れていることは分かりました。
そうは言っても、冷凍野菜ってなんだかまずそう…
という声が聞こえてきそうですが、私もそんな風に思っていた一人です。
実は、業務スーパーの冷凍野菜にはおいしさを保つ秘策があったのです。業務スーパーの冷凍野菜は、野菜の旬の時期に加工されています。
旬とは、その野菜のおいしさや栄養価が最も高まる時期です。
加工の内容ははじめに、野菜の旬の時期に収穫して硬めに下茹でする「ブランチング」という作業を行います。
「ブランチング」は野菜の変色や栄養価が失われるのを防ぎます。
その後、新鮮なうちに-40℃で急速冷凍します。急速冷凍することで品質の低下を防ぎ、おいしさを維持することができます。
この、旬の時期の加工によって冷凍してもまずくならないんですね。
さて、業務スーパーの冷凍野菜においしさを保つ工夫がされていることが分かりました。
ですが、実際に私たちが食べるのは調理をしたあとですよね。解凍の際に味が落ちてしまうのではないかと心配になりませんか?
次は、業務スーパーの冷凍野菜におけるおすすめの解凍方法をご紹介します。
業務スーパーの冷凍野菜の解凍方法は?
冷凍食品といえば、レンジ等での加熱解凍や自然解凍など、いくつか解凍方法があります。
業務スーパーの冷凍野菜は、どんな解凍方法が向いているのでしょうか。
それは、自然解凍です!火を通さない料理などに使う場合は、冷蔵庫に入れて自然解凍しましょう。
葉物野菜は常温での自然解凍が向いています。しかし、ほうれん草やネギは水分でべちゃべちゃとなってしまうことがあります。
そのため、ほうれん草ならばめんつゆをかけて解凍しながらおひたしにしたり、余熱で解凍すると良いでしょう。
ネギは薬味などの火を通さない食べ方には向かないようです。
また、炒め物や煮物などの火を通す料理に使う場合は、解凍せずにそのまま使うことができます。
オクラや菜の花など繊維が豊富な野菜は解凍後に繊維が残ることがあるので、火を通す料理に使うことをおすすめします。

自然解凍やそのままで使えて便利なのは分かったけど
栄養価が下がったりしないのかしら?
せっかく野菜を摂るのなら、栄養価も気になりますよね。果たして解凍すると栄養価はどうなるのか?
業務スーパーの冷凍野菜の栄養価について調べてみたので、見ていきましょう。
業務スーパーの冷凍野菜も栄養がある!
業務スーパーの冷凍野菜に含まれる栄養素の中には、残念ながら加熱することで減少するものもあります。
しかし、減少しにくい栄養素やあまり影響を受けない栄養素もあります。
さらに、なんと冷凍することで増加する栄養素もあるんです!それぞれどんな野菜が当てはまるのか、ご紹介していきます。
減少しやすい栄養素は水溶性ビタミン
まず、減少しやすい栄養素は、ビタミンCや葉酸などの水溶性ビタミンです。
水溶性ビタミンはブロッコリーやほうれん草に含まれます。
水に溶けやすい栄養素ですが、もともと茹でてから食べることがほとんどなので、栄養価は生野菜と変わらないでしょう。
業務スーパーの冷凍野菜にもほうれん草とブロッコリーがあります。カットほうれん草は中国産で500gとたっぷり入っています。
また、ブロッコリーも同じく中国産で500g入りです。こちらは現在東日本のみでの取り扱いとなっているようなので、お気を付けください。
減少しにくい栄養素は脂溶性ビタミン
減りにくい栄養素は、ビタミンA・D・Eなどの脂溶性ビタミンです。水に溶けず熱に強いので、加熱による影響をほとんど受けません。
人参、かぼちゃ、ほうれん草に多く含まれます。
業務スーパーの冷凍野菜には、かぼちゃがあります。一口サイズにカットされ、種も取り除いてあるので、すぐに調理することができます。
あまり影響を受けない栄養素はミネラルや食物繊維
あまり影響を受けない栄養素は、カルシウムやカリウムなどのミネラルや食物繊維です。
加熱や冷凍による栄養素への影響がほとんどないため、生野菜と変わらない栄養価だと言えます。
ミネラルは小松菜やチンゲン菜など、食物繊維はごぼうなどに多く含まれます。
業務スーパーの冷凍野菜には、ごぼうにんじんミックスがあります。
千切りと湯通しの加工がされているので、きんぴらやかき揚げなどにすぐ使えます。
冷凍で増加する栄養素はこれ!
では、冷凍によって増える栄養素とは何なのでしょう?
それは、人参に多く含まれる「β-カロテン」という美肌成分や、きのこの「グルタミン酸」という旨味成分です。
生で食べるよりも栄養価が高いので、人参やきのこはぜひ業務スーパーの冷凍野菜を使いたいですよね!
いつでも手軽に旬の野菜で栄養が摂れるので、どんどん普段の料理に取り入れていきましょう。
大人気!業務スーパーの冷凍野菜を使ったおすすめレシピ!
ここで、業務スーパーの冷凍野菜を使ったおすすめのレシピを紹介したいと思います!
カレー風味のスコッチ芽キャベツ
お子さんにも大人気のスコッチエッグという料理がありますが、その中の卵を冷凍の芽キャベツに置き換えたレシピになります。
夕飯のおかずはもちろん、お弁当やおやつにもぴったりな料理です。
業務スーパー公式HPからの引用ですが、この他にも多くのレシピが公開されているのでぜひ参考にしてみてください。
- 材料【4人分(8個分)】
芽キャベツ・・・8個
合いびき肉・・・200g
【A】
– マヨネーズ・・・大さじ2
– カレー粉・・・小さじ1
– パン粉・・・大さじ2
– 塩・・・小さじ1/2
– こしょう・・・適量
【B】
– 小麦粉・・・60g
– 水・・・50ml
– 卵・・・1個パン粉・・・60g
揚げ油・・・適量
- 作り方
- 芽キャベツは流水で解凍し、ざるに上げて水けを切ります。ボウルに合いびき肉と【A】を入れて、しっかり混ぜ合わせます。
- 8等分に分けた【1】で芽キャベツを1個ずつ包み、丸めます。
- 別のボウルに【B】を入れて、よく混ぜ合わせます。【2】をつけて、パン粉をまぶします。170℃に熱した揚げ油で約3分揚げれば出来上がりです。
引用 業務スーパー公式HP
まとめ
- 業務スーパーの冷凍野菜は外国産が多いが、離乳食にも安心な国産品もある
- 日本や業務スーパーの定める厳しい基準をクリアしているため、安全性が高い
- 生野菜と同じかそれ以下の値段が設定され、年中安定した価格で販売されるためコスパが高い
- 野菜のおいしさや栄養価が最も高まる旬の時期に加工するため、おいしく栄養価が高い
私もそうですが、主婦は仕事に家事にと一日中大忙しで、少しでも時短をして負担を減らしたいですよね。
業務スーパーの冷凍野菜は、下処理も済まされているため調理の時短ができてとても便利です。
しかも種類も豊富なため、いろいろな野菜を組み合わせて栄養バランスを整えることもできます。
大容量が入っていて、育ち盛りのお子様がおられる家庭にもおすすめですし、冷凍なので長期保存ができていつでも料理に使うことができます。
コスパ、安全性、使いやすさや栄養価の高さと、様々な面において優秀な業務スーパーの冷凍野菜で家事の時短を目指しましょう!
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