日々のご飯作りは本当に大変ですよね。特に大変なのが献立を決めること。
それさえ決まれば作るのはさほど苦ではないのですが、レパートリーの少ない私は、いかにして家族を飽きさせずに栄養バランスのとれた食事を提供するか毎日頭を悩ませています。
メニューが浮かばない、冷蔵庫に食材がないけどもう買いに行くのも面倒臭い…そんなときの頼れる救世主がレトルト食品や冷凍食品じゃないでしょうか。
近年のレトルト食品はバリエーション豊かで、各種メーカーから色々な商品が販売されていますが、そんななかでも他とは一線を画す商品展開をしているのが無印良品ですよね!
ただ、そんな無印良品の食品にもまずいものがあるという情報を耳にしたため、今回は本当にそんな食品があるのか調べてみましたよ!
無印良品の食品がまずいって本当!?
結論から言うと、どうやら「攻め過ぎた味により好き嫌いが別れる」「コスパがよくない」というところから「まずい」という結論に至っている人が一定数いることが分かりました。
確かに無印良品のレトルト食品などはお世辞にもコスパが良いとは言えません。基本的には1人前で販売されており400円前後なので、3人家族の我が家だと3個必要です。
正直、安さを求めるならもっと安いものもたくさんありますよね。
また、無印良品のレトルト食品の魅力として他にはないラインナップがあると思います。
絶対に自分では作りそうもない(作れない)おしゃれなおかずが販売されているので「無印良品でこの料理を初めて知りました」というパターンが少なくない我が家です(笑)
そういった他社とは違うメニューや本格的な味を追求するあまり日本人の口には合わない商品があるのも事実のよう。
例えば無印良品のレトルト代表格「素材を生かしたカレー バターチキン 180g(1人前)」は、美味しいという人が大半ですが、反対に否定的な意見もあります。

トマト強過ぎ。お店のバターチキンと比べると味が控えめで物足りない。

めっちゃまずい。すごくみずみずしくて私の好みではなかった。

手放しで絶賛するほどのもんじゃなかった。
バターチキンカレーに関しては、テレビなどでも大々的に取り上げられておりネットの口コミでも大絶賛されている有名すぎる商品です。
それだけに食べる前の期待値が高過ぎてそれほどでもなかったという意見や2019年のリニューアル前の方が美味しかったという意見があるようですね。
ちなみに私はバターチキンカレーは大好きです!
人気がある商品はそれだけ注目されるので反対意見がでるのは当たり前と言えば当たり前。それでは、バターチキン以外にもまずいと言われる商品はあるのでしょうか?
無印良品の食品でおすすめできないレトルト3選!
調べてみたところ、無印良品の食品はやはり大半が「美味しい」と評判でしたが、いくつか「まずい」と言われる商品もでてきました。
そこで評判のよくない商品の中で特におすすめできないと思う3つを選んでみました。
- 世界の煮込み チキンのトマト煮 160g(1人前)
鶏もも肉と野菜をトマトソースで煮込み、ハーブの香りを生かして仕上げました。イタリアの家庭料理「カチャトーラ」がお手本です。
チキン意外に、揚げなす・黒オリーブ・ひよこ豆・たまねぎ・にんじん・ズッキーニなどが入っており具だくさんな印象。ただ、黒オリーブやズッキーニの臭みが少々気になりました。
自分で作る時には入れないハーブや白ワインの風味があり手が込んでいる印象を受けますが、自分でも作るからこそ凝ったスープが口に合いませんでした…。
ごはんのおかずと言うよりはワインのお供とかが良いのかな。また、チキンもややパサつきあり固め。我が家ではリピートしないでしょう。
- 世界の煮込み ミートボールのクリーム煮 160g(1人前)
牛肉と豚肉の旨みを生かし、たまねぎを加えたミートボールをマッシュルームなどのきのこを加えたホワイトソースで煮込みました。北欧の家庭料理「ショットブッラル」がお手本です。
引用 無印良品公式サイト
クリーム煮というタイトルからミルク感のあるスープを想像すると思うのですが、食べてみるとまずスープが塩っ辛さが気になり次いでレモンの酸っぱさが鼻をつきました。
こちらの商品はスープだけではなくミートボールも不思議。スウェーデンの家庭料理「ショットブッラル」がお手本だそうですが、ちょっとパサついたような食感が気になりました。
- 素材を生かした シチリアレモンのクリーミーチキンカレー 180g(1人前)
シチリア産のレモンの酸味を生かし、まろやかな味わいに仕上げたチキンカレーです。レモンの爽やかな香りと、程よいスパイス感が特長です。
引用 無印良品公式サイト
無印良品のレトルトカレーは(2020年10月時点で)30種類以上ありますが、中でもクセが強く好き嫌いの分かれやすいものがこちら。
非常にマイルドな口当たりでレモンの香りも爽やかです。美味しいといえば美味しいのですが、カレーと言われると微妙なところ。
辛さがほとんどない上にレモンの香りが強いこともあって、カレーっぽいシチューといった印象です。私はカレーにはカレーらしさを期待してしまうので好みではありませんでした。
ここまで3つ、個人的にもうリピートしないであろう商品を紹介しました。だからと言って無印良品の食品を買わないかと言うと今後もお世話になると思います!
それでもやっぱり無印良品の食品は魅力的な理由とは?
上記でご紹介したように口に合わない商品があったり、商品自体少しお高めでもありますが、それでもやはり無印良品の食品は魅力的です。その理由は以下の2点だと思います。
- 化学調味料や合成着色料不使用で安心感がある
- ラインナップが充実していて飽きない
無印良品で食品をよく買っている人はご存知かもしれませんが、無印良品のレトルト食品は「化学調味料・合成着色料・香料不使用」です。
原材料を確認してみても、他の商品でよく見る「カタカナで記されている謎の原材料」がないので安心感があります。
我が家は子供がまだ小さいこともあり得体の知れないものを食べるのは特に不安があるので、安心感をお金で買っていると思えば、少々値段が高くても納得です。
さらに、日々の生活に追われているとなかなか自分で新しいレシピを開発したり調べたりというところまで手が伸びません。
でも、レトルトなら手軽に試して口に合わなければもう買わなければいいだけです。使い慣れない食材が余ってしまうようなこともありませんよね(苦笑)
まとめ
- 無印良品の食品の中には「攻め過ぎた味」と「コスパがよくない」ことで「まずい」という結論に至っている人が一定数いる。
- 個人的におすすめできないレトルト食品は「チキンのトマト煮」「ミートボールのクリーム煮」「クリーミーチキンカレー」の3つ。
- それでも「化学調味料や合成着色料不使用で安心感がある」ことと「ラインナップが豊富で新しい料理との出会いがある」ことから無印良品の食品は魅力的。
今回は無印良品の食品の中からおすすめしないレトルト食品を3つご紹介しました。
私は標準的な味覚の持ち主だと思っていますが、味覚は人それぞれですしあくまで個人的な感想なのでまだ食べていない方は上記の3商品も一度は試してみてもよいかもしれません。
また、これからの秋冬の季節は、新商品の「手づくり鍋の素」シリーズなんかも試してみたいなと思っています。たまには「楽して美味しい」を手に入れましょう!
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